七福温泉 宇土ノ庄

国道387を玖珠から北東方向へ進みます。宇土の庄と記したのぼり旗が道のあちこちに立てられています。そして、国道からの入口、みかん畑へ行くような、離合も難しそうな細い道を下ります。下り終えたところが、宇土の庄です。



受付は浴舎とは別棟にあります。300円を支払い岩風呂へ。手作りに近い浴舎です。幸い貸し切りです。脱衣所にはモール泉の説明書き、どうやらここの湯はモール泉のようです。かかり湯をします。やや温め。源泉温度が39.5℃ですから、この季節まではほとんど加温はされていないのかもしれません。でも、このくらいの湯温がゆっくりできます。湯はきれいな飴色、しかも、細かい泡が肌にびっしり付きます。湯口から湯を手に取ると、檜のような臭いがします。泡つきでは、人吉の華まき、七里田の下湯を思い出します。色、臭いでは、同じ玖珠にある北園温泉に似た印象です。浴場の岩風呂は半露天で、岩が織り成す見事な風景を楽しむことができます。檜?風呂もあります。あがり湯と表示されています。




岩風呂から見上げると、貸切の露天風呂もあるようです。こちらは高い場所にあって、眺めもよさそうです。なお、宇土の庄では、食事、宿泊、釣りなどもできるようです。


七福温泉 宇土ノ庄
玖珠郡玖珠町大字森4398-2
源泉所在地/大分県玖珠郡玖珠町大字日出生3568
単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
39.5℃ 198㍑/分 無加水 無消毒 モール泉
石鹸類なし 飲泉許可なし
貸切湯あり 
300円
2006/9/30