玄関を入ると左手に受付、右手に浴場への入口があります。主人から「うちの湯は飲めます。コップを持っていきませんか」と促されコップを手にして脱衣所へ。
脱衣所には籠が並び、コインロッカーも備えられています。扉を開けると浴室。右手に洗い場、左手に浴槽が配置されています。洗い場は混合栓です。浴槽は浴室の半分ほどを占め、土色の湯が満ちています。浴槽の中には踏み込みがあるものの、全く見えません。湯口には温泉成分の塊が付着しています。浴槽の淵も所々侵食されているようにも見えます。洗い場の床は土色に染まっています。溢れる湯は浴槽の右手奥に設けられた排水口へ流れ去っていきます。
浴室には露天への扉があります。開けると岩で組まれた露天風呂です。九重連山を見晴るかすことができます。いい眺めです。湯は土色、湯口から注がれる湯は無色透明なのですが・・・。コップにとって飲んでみました。酸味と塩味を感じます。強烈な味ではないため、さほどの抵抗なく飲めます。
夏場にあわせてなのか、やや温めという湯温の印象です。個性的な湯を堪能させていただいたうえに、見事な眺めも愉しませていただきました。
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馬子草（まごそ）温泉 きづな
玖珠郡九重町大字田野1666-124
0973（73）3517
ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
49.8℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
500円
9:00～20:30
月・木曜の午前中は入浴不可
宿泊可
2012/9/9