とろろ乃湯

国道212号から県道28号へ折れ、耶馬溪ダムの上流あたりで橋を渡ります。ナビの指示に従い片側1車線の細い山間の道を上って行きます。やや心細くなりかけた頃、到着を教える看板に出会います。
柿色の暖簾が揺れる間口を入り料金を支払います。案内された渡り廊下の先に浴舎があります。右手に男湯の暖簾が下がっています。




受付のある建物も浴舎もまだ新しい印象です。脱衣所には木製の棚が並び、扇風機が回っています。浴場には檜風呂が左手に、右手に洗い場が並んでいます。混合栓の蛇口にはシャワーが付き、シャンプー類と石鹸が備えられています。檜風呂の内側は平石が組まれ、手前1mほどが深さ30cmと浅い造りとなっています。
注がれる湯は少量ながら、溢れた湯は浴槽の淵に設けられたパイプから洗い場へ流れ出る仕組みのようです。ほとんど個性を感じられない湯は透明で、口に含んでも違和感はありません。




戸外には岩を組んだ小振りの露天があります。屋根があるため雨も直射日光も気になりません。側には水が注がれる五右衛門風呂。一人がやっとは入れるほどの大きさです。




受付がある母屋では食事をとることができます。温泉がメインの施設とばかり思っていましたが、食事に力を入れている施設のようです。


とろろ乃湯
中津市耶馬溪町山移5927
0979(55)2080 HP
アルカリ性単純温泉
33.6℃
内湯 露天
シャンプー類あリ ドライヤーあり
350円
11:00~20:00(土日祝10:00~)
休:月曜日
食事可
2012/8/4