葉を落としたクヌギの木々が連なる施設への道を進むと、頂きには雪を見ることができる久住連山が迫ってきます。見事なロケーションです。
フロントで入浴をお願いし、その先にある浴場へ向かいます。整理された脱衣所には木製の棚が並びます。コインロッカーは浴場入口前に設置されています。
広い浴場には一面ガラスの窓に沿って主浴槽、右手の壁に洗い場、左手前に白湯の浴槽が配置されています。循環式の衛生管理が行われていることを脱衣所の掲示で知ることができます。その主浴槽、底には湯の花が堆積しています。湯は苦い酸味を帯びてはいるものの、個性的な臭いは感じません。湯の花が浮遊する湯は薄青白く濁り、身体を動かすと湯の花の舞いが始ります。
露天風呂も内湯と同じく湯の花が堆積しています。ほど良い湯温の浴槽からは、久住連山、クヌギ林などを眺めることができます。四季折々の風景を楽しみながら時間を忘れて過ごすことができるようです。
昼食をいただきました。レストランからは阿蘇の山々を見晴るかすことができます。なんとも贅沢な風景を堪能できる施設です。
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国民宿舎久住高原荘
竹田市久住町久住4031
0974(76)1211 HP
含二酸化炭素・硫黄-カルシウム-硫酸塩泉
25℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
500円
10:00~22:00
2012/12/1