津房老人憩いの家

宇佐市中心部から別府市をつなぐ国道500号は、刈取りが進む田園風景の中を走る。津房郵便局や保育園などを過ぎたあたりから案内に従い東へ折れ、道なりに進むと津房老人憩いの家に着く。




秋風が心地よく流れ込む館内には畳の休憩室が用意され、地元の高齢者が寛いでいる。受付側にある自販機でチケットを購入、受付の方に渡す。
浴場は廊下を右に進む。一室だけ貸切湯もあるようだ。やや暗い脱衣所には木製の棚と白いプラ籠が用意されている。洗面台にはドライヤーも備えられている。




浴室は明るい。右に洗い場が並び、左に浴槽が配置されている。湯口付近にはコップが置かれている。飲泉できるのだろうか?
満たされる透明、無臭だ。肌を刺激するような個性はない。見まわしていると、浴槽内に吸湯口を見つけた。手をかざすと作動していることがわかる。湯口に置かれたコップはどういう意味なのか。



夕暮れが近づくにつれ、訪れる人が増えてきた。皆の表情が豊かに見える。


津房老人憩いの家
宇佐市安心院町五郎丸373-1
0978(34)4839
アルカリ性単純温泉
52.1℃
シャンプー類なし ドライヤーあり
内湯
300円
家族湯:1000円/2時間
11:00~21:00(10月~3月/~20:00)
休:水曜日
2014/10/19