津江温泉 津江老人福祉センター

国道442号をひたすら東へ進んでいくと、八女市、黒木町、矢部村、そして県境を越えた大分県中津江村に至ります。随分昔、単車で数回走ったルートです。少々懐かしく風景を眺めながらのドライブでした。
津江温泉は中津江村に湧く温泉で、中津江村老人福祉センターのお風呂が「つえ温泉」ということなのです。老人ではないのですが、必然的に老人福祉センターの利用者としてこの温泉お楽しむことになります。



受付で400円を支払いスリッパに履き替え奥へ進みます。脱衣所はコインロッカーがずらりと並び、2つの洗面が用意されています。引き戸を開け浴室へ。

右手に5箇所の洗い場、うち2箇所はシャワー付き、左手に3箇所の洗い場、うち2箇所がシャワー付き、鏡はすべてに備わっています。浴槽の湯をすくってかかり湯をします。温い!しかしほど良い温さです。
湯口の湯をすくってみますと僅かにたまご臭、やや緑がかった色を帯びています。浴槽は2.5m×4mほどの大きさ、湯口は目に見える場所と蛇口(熱湯と水)のある壁の湯面より下の方に2箇所の湯口が隠れていて、ここからも湯が供給されています。溢れた湯は浴槽の隅にある溝から流れ去っていきます。吸水口が見当たらないことから、掛け流しでしょう。



浴室の大きな窓からは下筌ダムに架かる大きな赤い橋が見えます。筑後川の水瓶がこのダムです。私の家の水道水、この流れが源になっています。


津江温泉(津江老人福祉センター) ※2016/8現在休館中。2017/10現在再開の予定なし
日田市中津江村大字栃野2620-1
硫酸塩泉
38.7℃ 使用位置35℃ 石鹸のみ
400円(中学生以下300円)
9:30~18:00
(10月~3月は17:00まで)
2004/9/20