六ヶ迫鉱泉 しらさぎ荘

臼杵市内から細い山間の県道を7キロほど北の方へ進むと、六ヶ迫鉱泉しらさぎ荘はあります。しらさぎ荘の玄関前には六ヶ迫川が流れていて、岸に張り付くように鉱泉を持ち帰ることができる飲泉場が設けられています。炭酸味より塩味の方が強く、福岡県瀬高町長田鉱泉のような飲みやすい味ではありません。



しらさぎ荘の玄関を入り温泉に入りたい旨を伝えます。500円を支払うと、従業員の女性が浴場まで案内してくれました。なんとも古い建物の旅館です。板張りの廊下を進み階段を降りるとそこが脱衣所です。雑な木製の棚が並びプラスチック製の籠が置いてあります。共同浴場のような雰囲気の脱衣所です。先客一人、浴場は12畳ほどの広さ、六ヶ迫川に面しています。



内湯はコンクリート製で縁に岩を施した3m×2mほどの大きさです。湯は薄い土色の濁りがあります。臭はほとんどありません。ヌルヌルもカサカサも感じません。お湯そのものは色以外特徴的なところはありません。
洗い場は3箇所ですが鏡は2箇所のみ。内湯の場所から薄暗い階段をさらに降りると1m×2mほどの大きさの鉱泉風呂と水風呂があります。鉱泉風呂へパイプから注がれる冷湯を飲んでみますが、炭酸味を感じることはありません。
鉱泉風呂に入ります。冷たい!でも肩まで浸かりました。1分ほどで出て内湯に入ります。体を温めた後再び鉱泉風呂へ入ります。今度は3分ほど浸かれました。鉱泉風呂は湯(鉱泉)を重く感じます。含まれる成分が要因でしょうか。さらになんとも形容しがたい臭いがするのです。表現する言葉が思いつきません。



浴場にはむし風呂と書いた扉があります。入りませんでしたが、先客はむし風呂と水風呂を繰り返し利用されていました。内湯に浸かり辺りを見回しているとヤカンがあります。コップがありましたので飲んでみます。そうです、鉱泉水です。内湯で体を洗い、むし風呂で汗をかき、水風呂に入り、鉱泉風呂に入り、鉱泉水を飲む、これが正しいしらさぎ荘の温泉の利用方法かもしれません。

しらさぎ荘の施設は、とてもじゃないですが温泉好き以外の方にはお勧めできません。洗い場には石鹸はありますが、シャンプー類などのアメニティーは不十分ですから。


六ヶ迫鉱泉 しらさぎ荘
臼杵市藤河内六ヶ迫1754
含炭酸・ホウ酸・重曹食塩泉
内湯、むし風呂、鉱泉風呂、水風呂
500円
8:00~22:00
2004/5/12