国道より低い場所にあるため、看板に要注意です。浴舎を包む風情は、賑わいも、飾りもありません。
入口を入ると、左手に自販機。こちらでチケットを購入し、受付の方に渡します。受付前の空間には飲料水の自販機、椅子。その先には、ＴＶ、マッサージ器が並ぶ休憩スペースがあります。
浴室は、受付の向かい側。右手が男湯です。鍵付きと簡素な木製の棚が並びます。洗面台は大きめの鏡が3つ備えられています。
浴室の扉を開けると、先客３人。乳白色に変化した浴槽の淵石、緑色を帯びた濁り湯に目が惹かれます。掛かり湯の後、手前の浴槽に身を沈め、顔を湯で洗うと、唇が明快な塩味をすぐさま確認しました。
やや熱めの印象です。奥の浴槽には太いパイプから湯が注がれています。窓辺にはコップが用意されています。飲泉可のようです。洗い場の床は、侵食され褐色化しています。温泉成分によるものかと。肌にはベタツキ感が残ります。
洗い場は6箇所。後客1人。客はボチボチのようです。浴槽は2つ、ひとつには源泉をそのまま注いでいただければありがたいと思いつつ、浴舎を後にしました。
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神塩温泉杵築市山香温泉センター
杵築市山香町野原2028
0977（75）0351
ナトリウム塩化物強塩泉
31.8℃ 自然湧出35リットル/分 アメニティなし
320円（市内210円）
14：00～21：00
2010/8/22