金屋温泉

JR豊前長洲駅から南西へ500m程度、県道215号沿いに看板が出ています。細い道を50mほど進むと、温泉の名称をでかでかとエンジの色で書いた看板が目に止まります。建物は時間を長く刻んでいるようには見えません。まだ新しそうです。




玄関を入ると左手に受付、こちらで料金を支払います。受付の先には休憩スペース。畳を敷かれ一段高くなったごろ寝スペースもありますが、さほど広くはありません。TV、自販機などが並んでいます。

右手に浴室入口、右側が男湯、左側が女湯です。脱衣所は広めの印象。透明のガラス越しに浴室が見えます。浴室も広めの印象です。浴室には先客が5人、人気です。浴槽は2つに別れ、湯口側がやや広めです。湯口の湯は適温、緑色を含んだ濁りを帯びています。浴槽内の踏み込みがかろうじて見えますが、入浴の際は用心が必要かと思います。



臭いほとんど感じません。飲用不可ですが、口に含むと明らかな酸味を感じます。浴槽の淵は白を混ぜた黄土色に変化、湯口付近には温泉成分らしきものが付着しています。湯上り、ややべたつき感が残りました。洗い場は4箇所、シャワー付きです。

水田と工場が共存する風景の中にこちらの温泉はぽつんと存在しています。


金屋温泉 
宇佐市金屋1781-3
0978(38)6222
ナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩泉
(含土類-重曹泉)
40.6℃
アメニティなし
内湯
330円
11:00~22:00
定休日:1.3.5水曜日
2010/8/22