山の湯 かずよ

県道30号から県道47号へハンドルを切り、左手に間もなく見える宿がこちらの施設です。日曜日の昼下がり、田と山々が連なる長湯の風景の中にベージュ色の壁を持つ建物は静かに佇んでいます。
フロントから右手へ進むと椅子などが置かれたホールです。正面には浴場の入口を示す暖簾が見えます。左手が男湯です。




脱衣所には、脱衣棚と籠ではなく一見コインロッカーのような鍵付きの棚が用意されています。安心、親切です。

扉を開けると想像以上に広い浴室が迎えます。陽射しを拒む浴室はやや暗く、湯気が満ちています。左の壁には洗い場が配されています。右には男女を仕切るように黒く太い石の柱が並べられています。内湯は3つに分かれています。





手前は空っぽ、中央の小さめの浴槽は適温、奥の広い浴槽は熱めです。薄緑色を帯びた湯には白い粒子が無数に浮かび、独特の色を発しています。浴槽の淵に配された石は乳白色にコーティングされています。



扉を開けると小振りの露天風呂が青空の下にありました。植栽された木々を楽しめます。残念ながら塀が長湯の風景を遮ります。


山の湯 かずよ
竹田市直入町長湯2405
0974(75)3075 HP
マグネシウム・ナトリウム―炭酸水素塩泉
52.1℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
500円
11:00~14:00
2013/2/3